林業の仕事は、森林を守り、育てていくことです。
木の種類にもよりますが、1本の木が苗木の状態から主伐できる樹木に育つまで約50年の年月がかかると言われています。
今日の仕事の成果はすぐには見えません。しかし、確実に未来の森林環境へとつながっていきます。
林業の魅力の一つは、そんなスケールの大きさにあると言えるでしょう。
山を管理せずにほおっておくと荒れてしまい、思わぬ事故や災害につながり災害補償などを求められる?事もあります。
地域の山を永く守っていく手段として、山ごと買い取って管理して欲しいと依頼される事が多くなってきました。
私たちが譲って頂いた山の中には、生物多様性という意味で、針広混交林(色々な種類の樹を植える)事があります。鳥などの生物にとって混交林のほうが、沢山の種類が生きる事ができるのです。調和のとれた森林管理は、私たちの使命とも捉えています。
木を売ってくださった方は、優先的に管理を致します。
50年後の未来の為に、孫の為にと、私たちは1本いっぽん手作業で植えていきます
シカや動物にとって苗木は、やわらかい葉っぱが美味しく食べられちゃいます。(´;ω;`)
ですので、苗木を守る為の防護柵を設置したり、植林する林地の整理から行っています。
苗木は、背の高さが周辺の草より高くなるまで周りの草を刈らなくてはなりません。
下草刈りは、熱中症や、虫に刺されないように注意しながら丁寧に刈っていきます。
植林により新たな森林を育成しする事は、水資源の確保や、生態系の保全につながるのです。
木を切るには適齢期があります。大きくなり過ぎると価格が安くなる事が多いので、
山主の皆様と、長く永く管理できる体制を相談させて頂きながら進めています。
木を切って、ただ売るという今の利益だけを求めません。
100年後の子ども達に残せる森林づくりも、同時提案させて頂きます。
フォレスター:森林を総合的に管理し、アドバイスできる人材。
私たちは、地域の森林の整備、林業や木材産業の活性化の進め方について、
自然的・社会経済的条件を踏まえ、
長期的・広域的な視点に立った構想(マスタープラン)を描きます
「4m」何の数字か解りますか???
実は、木を切って販売する長さの規格なのです。という事は、短い端材も出て通常は廃棄されてしまいます。
私たちは、「もったいない」のキモチで置物や薪など、ひと手間かけて制作しています。
困った所に木が生えている。自宅周辺等の木が大きくなりすぎて自分で切れないといった
ご相談も承っております。
木の場所や状態、危険度によってお見積が変わりますので、お気軽にお問い合わせください。
★伐採は通年 ★季節・天候によって変わります
2-3月
地拵え
立木を伐採した跡地を整理して、樹木の苗を植えるための準備をします。
4-5月
植栽
地拵えを行った後に、苗木を1本1本植えていきます。
6-8月
下刈り・つる切り
地拵えを行った後に、苗木を1本1本植えていきます。
9-10月
除伐・枝打ち
余分な枝を切り落としたり、育てたい樹木の成長を阻害する他の樹木を伐り出します。
11-12月
伐採 年間を通して
(主伐・間伐)
間引きや出荷のために木を伐り出します。
ミーティング
本社にてミーティング
現場作業
移動次第作業へ移ります
休憩
休憩時間になります
作業再開
午後の作業を行います
定時 作業終了
現場から会社へ移動・退社
以降任意で残業となります